2017年2月22日水曜日

”注目すべき125通の手紙”という本。

さて。

Emailや、SNSで人と繋がっている現在。
以前に比べると、あまり手紙って書かなくなったなあ〜。


私が定期的に書いているのは、私の書の先生くらい。

この方は、近所のおばちゃんであり、私が子供の時から、カナダに来るまで書を教えてくださった方なんだけどね。

九州の出身だけど、ご主人のお仕事で長く大阪にお住まいになり、我が家の前に引っ越してこられた時には、ネイティブばりの大阪弁を喋るおばちゃんで、豪快で面白くって、チビだった私ともなんだか気が合って、今でも日本に帰国した次の日には顔を見に飛んでいくおばちゃんなのです。

数年前にガンがわかり、お年ということもあって、あまりしんどい治療はしたくない、、ということで、お家で静かに暮らしているの。

お返事は来ませんけどね、それでも書いています。




最近、買った本なんだけど、すごく素敵な本なので、ちょっとお知らせさせて!




”注目すべき125通の手紙”

と言う本で、帯に”手紙の博物館”とあるように、この本の中身はすべて手紙。

警察バッジのコレクターだったエルビス・プレスリーから、ニクソン大統領へ、麻薬捜査官のバッジが欲しいのです!というおねだりの手紙。

ガンジーからヒトラーへ、”多大な代償を支払ってまでしてその目的を達成しなければなりませんか?”と戦争をやめましょうよ、という嘆願の手紙。

戦時中、その状況にのまれ、思いやりや冷静さを忘れつつあり、側近の信望を失いかけている、イギリス首相という立場にある夫チャーチルを心配し、愛をもって進言する妻の手紙。

特攻隊員が、自分が亡き後、どのような人に成長して欲しいか、そして姿は見えなくなってもずっと見守っていることを約束している、我が子に宛てた最期の手紙。

亡くなった愛する人へ宛てた、読まれることのない、手紙、、、。
友を慰め、励ます手紙、、、。


思いと優しさに触れられ、人の心の美しさが垣間見え、胸を打つ文章がたくさん載っている本です。
日本のアマゾンで頼んだら、二日で届いたよ!素晴らしい!



留学生に対して、ホストマム、”マム”とは言え、もちろん本当の親ではなく、自分が育ててきたわけでもないので、残念ながら叱らなければいけない時はどんな風に言ったらいいのかな、、と、とても悩む。本人に伝えるまでに悩む時間があれば、気持ちも多少落ち着いてくるので、うまくやれることもあるけれど、今までには、その瞬間の出来事で、感情に任せてあまり考えずに発言してしまったこともあり、それはいけなかったなあ、、、と、失敗もしてきてる私。

今回はできるだけ冷静で、何かあってもさっと忘れて前向きでいようをテーマにしている私には、チャーチルの奥さんの手紙の一文がグッときます。


”礼儀と優しさと、そしてできればオリンピック級の冷静さをもって対処しなければ。


カチっとクリックしるぶぷれ〜!

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

めるし〜!








0 件のコメント:

コメントを投稿