Circumcision 割礼に行く。

さて。
久しぶりのブログ更新で、いきなり割礼の話になるけど、、、いい？
いいね。←独断。



夫じゃないよ、言っとくけど。あはははは〜。



１２月に生まれたAyaちゃんのベイビーね。
Ayaちゃんからも、書いていいよ〜！と許可をいただきましたので、衝撃の割礼リポート、行ってみよー！オー！



それは先週のことです。
ちょっと質問があってAyaちゃんにテキストしたら、


”明日、息子くんを割礼に連れて行くの”


というでは、あ〜りませんか！？それで、ドキドキして今夜は眠れないかも、、って。

じゃ、一緒に行こうか？ってことで行ったのだけどね。


ところで、割礼ってね、、
宗教的な意味合いと、清潔さを保つ、、ということで、男の子の赤ちゃんのおちんちんの皮の先を、切るの。明らかに性病感染率が低いのは、割礼をした人たち。
日本ではこの割礼、あまりしないよね？

ちなみに、割礼反対運動も起こっていて”ベイビーの体なんだから、ベイビーに決めさせろ！”と仰られる方々もいらっしゃいます。自然なことではない、、と。

でもさ、これね、大人になって手術したら、ドエリャー、痛い目に合うと思うのよ。
赤ちゃんの覚えてない時にやっちゃった方がいいのでは？と思うのだけどね、私は。
でも、やるもやらないも、それこそ自由！

まあ、賛否両論あるけれど、詳しくは、Wikiでも見てくださいませ。

ウェストコーストエクスプレスに乗って、Ayaちゃん家へ向かいまーす。
朝焼けがキレイ。
大好きなカナダガンが、朝日に向かって飛んで行ってるのが車窓から見えて、ああ〜、ステキ、って幸せな気分。まだ薄暗い、青い山の谷間に霧が重く沈んでいるのも、美しいの。

美しいものがたくさん見られる朝は、なんだか得をした気分で、いいことが起こるような気持ちになれるね。


そ。
それで、私は、”まあ、いろいろやっている間（←色々っていうか、割礼）、クリニックのそばをプラプラしたり、近くのモールにでも行ってようかな！？”なんて言っていたんだけどね、、、。


クリニックに入りました。

♪べび、べび、べいべ、ベイビィ、ベイビィ、ベイビィ、ベイベーっっっ！！！って、頭の中、布袋さん歌ったわ。←知ってる？この歌？

赤ちゃん、たっくさん！
しかも、冷静に考えると、わー、全員男の子だね！？って。当たり前ですけど、、。



まあ、それで、気がつくと、名前を呼ばれて６人くらいの赤ちゃんが、一気に奥の部屋に入って行ったの。

で、待合室には、数人残され、、、待たされ、、、また何人かの赤ちゃんがやってきて、やっぱり６人くらいになったわけ。


すると、奥の方から、フニ〜！と、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたり、、で、ああ、、、やっているのだな、、と思っていたのよ。

そしたら、看護婦さんが出てきて、"Hi, Everyone!"って、まあ、術後の取り扱い（？）をいろいろ説明してくれて、それが終わってしばらくすると、奥から続々とベイビー達が出てきたの。


は〜！なるほどね。

なんだかツアーみたい。
割礼ツアー。

第一グループが終わって、私たちはこの日の第二グループだったわけよ。

で、やっぱり６人全員、奥のそれぞれの個室に入れられて、、なんだけど、Ayaちゃんが”一緒に来て！”というので、はい！と、私も部屋に入りました。

いいのかな、、なんか、、こんな大事なことに私も参加していいのかな！？と思いつつも、でもね、入りましたの。

テーブルの上には、いろいろとブツが、、、。
あのカミソリで、やるのね？と。


そしたらね、看護婦さんが入ってきて、赤ちゃんをここに寝かせて、、、って、そしたらこうなったの。

足、、、固定。
うっっ、、、、動いちゃいけないよね、、そりゃ。
こんなにちっこいベイビーが、こうやって固定されてるのを見ると、かわいそうになって、複雑な気持ち。
こういう風に、我が子を思って心を鬼にしなくちゃいけないんだな、子育てって、、、とか考えてたの。


それで、シュガーボールという物があって、なんだかうっすらとぶどうの香りがする、ガーゼでできた、小さなてるてる坊主みたいなものを、赤ちゃんに吸わせてね、、と言われていたので、そうしていたのだけど、、、


あり？
Ayaちゃんのベイビー、大好きみたい。
もう、めちゃ吸うの！そんなにおいしいの？



そして、先生が入ってこられました。
で、ブスッブスッブスッッッと、ぐるり周りに、そしててっぺんに、麻酔をして、８分で戻ってくると仰いました。


長い長い８分、、っていうか、たぶん８分以上待ったわ。


先生が入ってきて、いよいよその時が！！！


私は見られないなー、きっと、、と思っていた通り、その瞬間は見ていないのだけど、先生の動きが、そうなった！と思って、見たら、わ、わ、わ、わ、わーーー！！！血、血がー！！！ガーン、、、。

先生は、しゃしゃしゃしゃしゃー！っと根元に止血用のテープを巻き、そして、ワセリンをたっぷりつけたガーゼをちょこんと乗せて、


”おっけーおっけー、うまくいったわ！”


と、ややオネエっぽく言って、出て行きましたの。





取り残されて、ボーゼンとする私たち。


す、、すごかったね〜！ってAyaちゃん。

いや、その瞬間は見てられないと思ったから、見てないの。と、私。




でもさ、、、



これ、






男の人が見たら、倒れるんじゃない？






って感じなの。
もしもうちに男の子が来て、これをやる時、うちの夫、見れるかな？


そして、Ayaちゃんが、”ほら、切ったところ、そこにあるよ”っていうわけ。

は！！！お盆の上に、さっきまでベイビーの体の一部だったものが、コロンって。

なんかね、不思議な感じだったよ。

もう、それは、体から離れちゃってさ、お別れしなくてはいけないんだよ。
Ayaちゃんのお腹の中で、この部分も一緒に育ってきたのに、、とか、いろいろ考えてしまった。
なんでしょ？爪や髪の毛とは違うよね、、感覚として。
どうせなら、神様、、、どうして、初めからこの形で人をお作りになられなかったのですか？？？？？



そして、Ayaちゃんが、ぼそ、、っと。











”指サックみたいやな〜”




って。あはははは、たしかに！


でもね、私たちはショックを受けていましたよ、、そりゃあ。
私は、以前に比べると血を見るのがすごくダメになってて、もうヘロヘロ。
Ayaちゃんはすべての過程を見てたし、お母さんだから私よりももっともっとベイビーのことを思って、もうヘロヘロ、、、。


ただ！

よかった！と思えるのは、そのシュガーボールと麻酔のおかげか、あやちゃんのベイビーはギャン泣きすることもなく、切られた瞬間にう〜んって声を出したくらいで、その後も泣きもせずにいたから、まだ私たちは救われたの。

だって、お隣のベイビーは、ギャン泣き。
お母さんにしてみたら、”こんなに泣いて、痛かったに違いない。こんなに小さい子に痛い思いさせて、、、”とか罪悪感、感じちゃうんじゃないかな。苦しいよね、、その思い。


まあ、そんな感じで、終わって出てきたのだけど、、、


なんかね、どっと疲れてたよ、、、あやママ。
疲れるよね、そりゃ。
なんかボーゼンとしつつ、今、目の前で起こったことを、あーだ、こーだ、すごかった！と、まくしたてる私たち。完全にコーフン状態。

で。

スカイトレインの駅に着いた頃には、少々落ち着いていたつもり、だったのだけど、私が


”以前さー、メトロタウン行って、帰ってくるときに、超ノリノリで音楽聞きながら電車に乗ったら、しゃーーー！！！って橋渡って、私、Surreyにいたの！！！（←Surreyは私たちが行きたい方向とは逆）”

とか言いながら笑っていたのに、電車に乗ってしばらくすると、あれ？




”あやちゃん、、、、






私たち、










橋、渡ってんだけど？”





おいおいおい、言ったばっかりなのに、違う電車に乗ってまっせ〜！！
ダメですね、、完全に私たち、ショックのあまりボーゼンとしているー！！


あははははは〜！
めちゃくちゃ思い出に残る、割礼の旅でした。


おわり。


かちっとくりっくしるぶぷれ〜！


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