さて。
コメント欄まで閉じて、夢中になってたこと、、とは、、、。
家探し、ピアノ、そしてミステリー小説です。ぷっ。
ごめんね。
血眼になってやってた家探しのブームは去ったので、皆さんのブログもゆっくり読みに行きますね。
え?で、家は見つかったのか?って?
いやいやいや。
希望はね、窓から青々と木々が見える所なんですの。
もう私にとっては、木はとても重要!!
交通の便が悪くなっても、木!
ってなわけ。
さて。
そんな事はどうでも良いけど、日本からいくつか本を持って帰ってきた。
でも、今回は本当に本屋にゆっくり行く時間がなく、結局、行けた時ってのは、同窓会が終わって、TSUTAYAが夜中1時くらいでも開いていたので(ビックリした!)、
”ああ、もう、きっと今しかない!”と思い、ふらふらふら〜と入って、少々酔っていたので、なんだか立ち読みも落ち着かず、欲しい本はそこにはなかったので、適当におもしろそうな物を買ってきた。
しかし、ほんと日本はすごいな〜!
夜1時に行っても、人でたくさんなのよ!
まあ、その日は、たしか御用納めの日だったから、さらにたくさん人出もあったのだろうけど、まー、町中、あちこちで、飲み過ぎの方が
"Pizza"とか”もんじゃやき”
のようなものを、たくさん作ってたわ、、、?
なつかしー!これでこそ忘年会シーズン!←そこ?
でも、今日の本の話はそこで買ったヤツではなく、カナダに引っ越してくる前に買って読んでいて、あとちょっとで終わり、、、だったもの。
喪失の国、日本 インド・エリートビジネスマンの日本体験記 M.K.シャルマ
で、、、どういういきさつでこの本に出会ったのか、どうしてこの本を知ったのか、、、とかいうのは、もう4年も前のことなのですっかり忘れたけど、時々この本を読み終わらなかった事、置いてきた事を思いだしては、ああ、早く読み直したい、、と思っていた。
この本を訳した
山田 和という写真家が、インドを旅していた時に、ニューデリーの南の町の小さな本屋で、
”日本の思い出”とヒンディー語で書かれたこの本に出会う。
タイトルこそ読めたけど、内容は読めないけど買ってみた。
そして旅を続け、パキスタンに近い町ジャイサルメールにある城門を訪れたとき、とある中年の男に
”日本人か?”と声をかけられる。
私は、日本に住んだ事があります。ぜひ、食事にいらっしゃいませんか?
と誘いをうけ、その男の家に行き、
”そういえば、こんな本をみつけたのですよ”と、ニューデリーでみつけた本を差し出すと、なんと、その男こそ、その本の著者、M.K.シャルマ氏だった、、、
という衝撃の出会いから話は始まる。
シャルマ氏は、日本のバブル後期、市場調査員として1992年に来日。
1年8ヶ月の滞在後、会社をやめて帰国し、家族のもとでもなく、故郷でもないジャイサルメールに移り住んだ。
インドを旅立つ時から記されているのだけど、インドって国は親類縁者がイチイチ色んな事に口をだすので、大事な決めごと、例えば、彼のように”日本へと出発する”となると、その日を占星術によって決めてもらう。そうすることで、家族みんなを黙らす事ができるのだとか、、。占星術は絶対らしい。
すでに飛行機に乗った時点で、カルチャーショックの嵐が彼を襲う。
ナショナルフラッグ(国営航空)のエア・インディアの機内で、お酒が飲め、牛肉が出る不思議。
そして、人が座って、人の膚がそこへ付いた不浄の便座を使わなければいけない違和感。
トイレットペーパーを使う事が、国際人の証、、、だったり。
そして日本では、これまた私たちにとっては、
”あ、そこ?そこ不思議なのね?”的カルチャーショックの嵐。
まあ、イチイチ書くとキリがないので端折るけど、先日の私の日本への里帰りに、義母が一緒に来ていた事から、全くおなじ体験をしていた私。
ああ、そうか〜、そこが不思議なんだ!
ああ、そうか〜、そこがそういえば、違うよね?!
で、質問が次から次へとやってくる。
それは、聞いてると私にとっては、え???っと、思うような(ごめん)質問も、確かにあった。
でも、そうか〜!こういう事、わからないんだな〜!と、開眼でもあった。
正直、今回の日本への旅、私も改めてよく考え直してみる事とか、実はよく考えた事なかったけど、そうだと信じて疑ってなかった日本の事、、について、なんでだろう、ところで??と考え直す事ができたのも、義母のおかげ。
でもこの本、そういう彼らにとっての文化の違いや不思議を、シャルマさんのお世話をした、かつてインド駐在員だった日本人の佐藤さんが、本当に上手に説明してくれていて、これまた、あ、そっか、、、と思う事がたくさんあった。
シャルマ氏の発見で、一番おもしろく、本の帯にも書いてあるけれど、日本人の恥の文化については、実は意外に底が浅い事を暴露られる。
あはは、、と照れ笑いして、その場をそっと立ち去りたくなるほどの洞察力で、この”恥”について書かれている。
しかし、、
この本。
あるところでは、実際にはこのM.K.シャルマという人は存在しておらず、山田 和(訳者)本人が書いたもの、、と言われているらしい。
ちょっと滞在したインド人が、ここまで細かく色んな事に気がついたり、それについて書けるのは、不自然、、、だと。
そうかな〜?義母も割と似たような事を聞いたり感想を言ったりしてたから、私は”あ、やっぱりみんなそう思うのかな?”と素直に受け取ったけど、、。
でも、まあ、そんなのどっちでもいい。
読んでておもしろかった。
で、まあ、義母が色々と驚いていた事のひとつは、やっぱり食べ物。
”どうしてこんなにたくさんのフレイバー(味)があるの??”って。
ああ、わかるわかる。
そんなわけで、日本でクリスマスらしいことはほとんどしなかったのだけど、その代わり、お正月は、私の実家でしっかり日本のお正月をした。
初めて見るおせち料理にドギモを抜かれ、
やはり質問攻めにあった。
もう、ウチの実家では、母がおせちを作るのはやめて、もうここ何年もこんなのを頼んでいる、、、ひひひ。
そして、これはお雑煮、スープだよ〜!と出すと、お椀のふたを開けて、超ビックリしていた。
あ、、、見るとまた食べたくなる。
日本のお料理って本当にきれいだな〜、と改めて思う。
今回もマンションの片付けは大挫折で終わって帰ってきたのだけど、かなりのゴミを出す事ができた。
でも、そのなかで、捨てられなかったのが、これ。
前夫が買い続けていた”家庭画報International”
彼が買っている時は、全然中身を見なかったのだけど、今回片付けながらページを繰っていたら、まあ、すごいきれい!!
これ、弁当だってよ、、、しかも吉兆の、、、。ぷっ。
きれいだな〜。
このお寿司がとってもきれいで、実は数日前に夢にまで出てきた。
H Martにいて、”あ、つくしとかあるわ!あのお寿司ができる!”と喜んでた私。
ちらし寿司、、、嫌いなのに!!笑。
桜はバンクーバーでも見られるから、うれしい。
で、この雑誌、結構重たいので、持ってる分全部を持ってくる事はできなかったけど、この1冊だけ持って帰ってきた。
読んではないけど、いつも写真を見て、ため息、、、。
ああ、日本ってなんて美しいんだろう、、、。
これは、今回、本当に思った事。
ああ、日本って美しい。
沢山写真も撮りたかったけど、実はあんまり撮れてない。
やっぱりツアーガイドしながら、写真は撮れなかったわ、、、。
義母は、とにかく日本が気に入った。
今度はいつ行くの?私もまた行きたい、、と言っているくらい。
そうだろうね、、、
沢山美しい物、今まで見たことない物をみて、おいしいもの食べて、楽しいことして、初めて会う私のお友達からも、はいどうぞ、、、と義母にもクリスマスプレゼントやおみやげを持たせてもらいびっくりし、お友達の居酒屋に行ったら、散々飲み食いしたのに”いつもお世話になってありがとう”と全てあちらでもってくださったり(=タダ)温泉では、浴衣をどうしても欲しい、、、持って帰ってらダメかしら?といい、下駄を3足も買い、100円ショップでバカバカ買い、、、、、
新年が明ける前に破産した。←キャッシュがなくなった。
成田空港で、とうとう憧れの浴衣を買った義母。
雪深い、毎日マイナス20度とかになるオンタリオの田舎町で、浴衣をきて、下駄をはいて、ひとり悦に入ってるんだってさ!よかったよかった。
ところで、家庭画報international
まだあるのかな?と思って検索してたら、時々雑誌をかったり、レシピを買っていた、
Fujisan ウェブマガジンで買えて、ウェブ上で読めるとはっけーん!
早速、買っちゃった。次号の3月に読めます。楽しみ〜。
おわり。
かちっとくりっくしるぶぷれ〜。
めるめるめるし〜。
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