姪っ子との衝突。＃２

ええ？なになに〜！？
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そ。
それで、キレました。
とうとうキレました。

ペンを投げて（彼女に、、じゃないよ！）、”もう、超怒ってるよ！”と言って立ち去った私。



でも、ああ〜！やっちゃった！と、すぐに思った。
怒ってもいいけど、ペンは投げちゃいかん、、と思った。
こんなフィジカルなアクションはダメ。

それで夫に電話した、、。
今起こったこと、私がとった態度も悪いよね、さて、今からどうしましょ？って。

夫は、

”ボクの兄も彼の嫁も、とっても優しくて、とっても良い人。
でも、怒らなければいけない時に、自分が怒っていても、きちんと感情を表に見せない人たち。
そんな時も穏やかにしている。

だから子供たちは、何を、どこまでやったら人の感情が揺さぶられ始めて、動き出すかと言う移行を見てきてないから、人が段々イライラしてきているのも気がついてない感じがあるよね。
だから、怒ったのは別にいいと思う。
彼女の言ってることは、思いやりがない。
それが人を怒らせるってわかっていいと思う”

と言った。

で、私は、彼女とあとで、話し合うつもり、、と言った。
人のこどもに、こんな風に話す必要があるのかな？とも思ったけど、でも、このまま、何事もなかったように済ますのは、いけないと思ったので話すことに決めていた。

でも、、、
”こんなのフェアじゃないよね、、”と私は夫に言った。

”なんで叔母である私に、こんな役回りをさせるんだ、、、。
こんなのは、親の仕事じゃないの？、、、、”って。
でも、私がチャージしている中で起こったこと。私が話すしかない。


と、話していると、蚊の鳴くような小さな声で、姪っ子が”アンティユカァ〜”と、やってきた。


それで、話しました。

でも、大事なことをまず、彼女に伝えなきゃ、、と思った。
そして要点だけついて、ぱっと終わらせよう、、と。

その大事なこと、ってのは、まず、私がとっても彼女のことを大好きなこと。そして、こんなことが起こったからと言って、彼女のことを嫌いになったりはしないし、これからもずっと大好きなこと。

どうして、コレを言うことが必要か？というと、それは、私が他人だから。
他人である私が、いまから叱らないといけないから。

子供は、親にどれだけ叱られても、そこには親と子にしかない、絆と愛がある。 だから、叱られても、怒られても、また家族として前に向かってやっていける。でも他人だと、修復不能に陥りやすい。意図することを、勘違いや思い込みのせいで、ダメにしてしまうことがある。


Don't be rude!
私たちが仲良しだから緊張感もなく、あんなことを言ったり、あんな態度をとったりできるのかもしれないけど、それは実はとっても無礼なこと。仲良しでも、やって良いことと悪いことがあるの。

1回や、２回のああいう態度だったら、人は、あら！と思って知らん顔もしてくれるけど、ああやって何度も言ったりやったりしていくと、それは、その人の感情のボタンをひとつずつ押していってるわけで、それは人によるけど、怒る人もいれば、悲しくて泣く人もいる。どっちにしたって無礼な振る舞いってのは、人をいら立たせ、傷つける行為なんだよ。


Be smart!
賢いのはわかっているから、バカなフリをしたり、ベイビーのように振る舞うのはもうやめなさい。
賢いんだから、ちゃんとその通り振る舞いなさい。


Think before you say something!
思いやりを持つこと。
どんな言葉が人をいらだたせたり、悲しませたり、傷つけたりするのか、ちょっと考えてから言いましょう。

みんな、あなたが頭がいい子だって知ってるの。
だから、何も考えないで人を怒らせるようなことを言ったりすると

”あら、この子は頭がいいのに、こんなことを言っちゃうってことは、わざとやってるのかしら？そんなことができる、、ってことは、この子はイジワルなのかしら？？”

ってなるんだよ？と。


あなたのああいう言動は、私を怒らせて、その怒った態度で、今度はあなたをびっくりさせて傷つけたとも思う。
良いことはひとつもないの。
人を怒らせたり傷つけるってことは、自分も傷つけることなんだよ、、。
言ってること、わかる？


それでも、あなたのことは、大好きなの。
それは変わらないからね。


最初の”あんな態度は無礼だよ”と話し始めたら、うわああああぁぁぁ！と泣きだした。

彼女がお腹にいる時から知っているし、事情があって彼女の弟が生まれる時は、私が日本からカナダに来て、数ヶ月一緒に住んだこともあったし、何度もベビーシッターしてきたけど、今までに見たことがないような泣き方をしていた。


あああああ、、、、泣かしちゃったよー。
胸が痛むーっっっ！！！
お父さんとお母さんがいなくて、さびしい思いをしている時にこんなことになって、ごめんねっっ！！！泣。

あんな風に言ったけど、正直、私が言ったことが正しいのか、、なんて、今もわからない。


その後、しばらく私のひざの上に座ってた彼女、、。
ね？かわいいの。
とってもかわいい姪っ子なんです。基本、とってもいい子なの。
時々、わけわかんなくなるの、、、それは子供だからだよね、、。


じゃ、気分を変えて、宿題終わらせよう、、。

その後は彼女の大好きなSnow globeを、一緒にインターネットで色々検索して、
”うわ〜、きれい！”
”こんなの欲しい〜！”
”アンティユカァ、今度はバンクーバーの買ってきて〜。 
Inukshukがついたのがいい〜〜！”

って、、、いつもの私たちになった。


おわり。

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