ムカつくオヤジ＠国境。

さて。

なんだか今週はずっとお天気がいいみたいだよ！

昨日の朝、霜もおりてたね。

ロロちゃんは、暖炉の前でぬくぬくですよ？

ママのスリッパに猫キックして、おててを入れるのが好きなんですの。




さて。
昨日は、アメリカに行ってきたの。


うちの近所の人たちが


”ねずみがー、ねずみがー、ねずみがー！！！”


と騒いでるわけ。


うちには、なーんにも気配がないのよ。
でも、お隣は”２階のデックにゴミ袋を置いてたらやられた！”と言うし、
その隣のは”車の中に巣を作ろうとしてやがった！！”と言うわけ。



へー。

うちは、フンすら見ないけどな、、、。
でも、みんな”トラップを！トラップを！”と言うので、買おうと思ったらカナダは高いんだね。で、うちは”殺さない”を信条にしているので、ぜひともライフトラップを買って、まあ、、、どこかに逃がしたい。

そもそも家を買ったときも隣から”ネズミいるよー！”と言われてたので、引っ越し前に鍵をもらった時からトラップを仕掛けていたんだけど、何もかからなかったのよ。



ま、そんなわけで、色々と他にもちょっと、家の物で見たい物もあるし、アメリカいくか！ってなったわけ。



でよ。
まあ、本日のリメンバランスデイで連休っぽい週末と言うか週の始まりですね。

そういうわけでか、昨日は国境もまあまあ混んでたの。
しかも、わたくし、I-94を申請しなくちゃいけなくて、オフィスにいたんだけどさ、、、。


ふと気がつくと、割り込みのおっさんが目の前にいたの。
で、そのおっさんの隣には、いい感じの


“ちょっと昔、ボクサーでした。
でも、今は孫も６人いるし、毎日楽しくて幸せです”（←かなり妄想入ってます）



みたいな若干雰囲気ある、優しそうだけど、強そうな迫力ある”おじさま”がいたのだけど、思わずそのおじさまと目を合わせて”何、この人？！”って感じだったわけ。

で、そのおじさまもめっちゃ、そのおっさんをガン見。
あの目は、マジでかつてのボクサーやで。
目があったら、なんか言ってやろう！ってヤル気満々。

で、その時点で、わたしたちはオフィスに入って３０分は並んでいたのよ。
それでも、沢山並んでてドアの前までぎっしりだったのに、オフィサーはひとり。
あまりの混雑にやっとオフィサーが３人くらいになった頃だったんだけど、夫も気がついて、私に

”この人、割り込み？”

って日本語で聞いたから、そうだよ、、、と言ったら、夫が、それはそれは丁寧に



”失礼ですが、私たち（私たちの後ろにも前から人が沢山並んでいたので）、さっきから並んでいたんです。”


と言ったら、このクソおやじ、


"Are you telling me a full of shit?"



とのたまったさ。


周りが”は〜！！！？？？？？？？”な視線の中、このオヤジが言うには



”俺は、1時間前からいた。”と。



ウソばーっかり！！！さっき入ってきたやんか。



で、クソおやじが言うには、


”俺はハンティングに行って、ムースをトラックに積んでいて、散々待ったあげく、ここに来たらこの混雑で更に待たされて、お前はさらにtelling me such a shit!?”

というわけ。


まあ、私は何に腹が立ったって、割り込まれたことよりも

”アンタ、よくも私の夫にそんな汚い口叩いてくれたな！？”

ってとこがポイントだったんだけど、ムカついたわー。

で、ボクサーみたいなおじさまは、私たちの方を向いて、ウィンクしてくれたの。
わかるわかる、、アホやな！って同調してくれてたんだと思う。

オフィサーに話しているのを聞いていると、アルバータの北の方でハンティングをして、そこでムースを撃ったと。




クソおやじ。


お前みたいなヤツは、


カナダに来て、



カナダの動物、撃つんじゃねー！！！！



Hillbi%$@,   R#@ Neck!
↑すみません、すみません。私も相当、口、悪いです。


と心の中で叫んだわ。

で、オフィサーがおやじに色々質問してたんだけど、ああ〜、どんどん聞いちゃってー！
もっと質問してー！
書類も、一枚、一枚、ゆ〜っくり目を通して〜！
コピーなんかも取っちゃったらいいんじゃない？？
ってもう、私の中の悪魔が”このおやじをもっと待たせたい！”って思いでいっぱいになっちゃった！ひひっ。





と、無事に1時間後にビザをもらって、車に乗り込んだ私は夫に


”もう、国境で待つのイヤだわ。
やっぱりNexus（これを持っていると早く、カンタンに米国入国ができる）取ろうよ。
あなた、かわいそうだったわ、、、”


と言ったのだけど、夫は、


”ははは、大丈夫。
全然気にしてないよ”


って。


夫が

”アルバータから帰ってきて、このBCの南、国境まで来たらまさかのお天気で、トラックの荷台に積んだムースに陽があたると、そりゃ、肉の痛みが早くなるよね。
それなのに、連休にぶつかったせいか、国境が激混みで、アメリカのどこまで帰るか知らないけど、焦っていたんだよ”って。


まあ、そう言われたら、おやじの気持ちもわからないでもないけどね。
ハンティングした動物を持ってアメリカに入るのには、色々と書類を提出したりしなくちゃならず、このオフィスに入ってみたら、ここも激混みで、超ムカついてたんだと思う。



長くなったから、アメリカでの話は次回。

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